「パワーか、フォースか」の意識レベルをのらっち的に解釈してみた
こんにちは。
マンガ思考カウンセラーの
のらっちです。
最近、いろんなところで、カウンセリングやコーチ等のお仕事をされてる方が
「パワーか、フォースか」の本を紹介されているのを目にします。
「パワーか、フォースか」は、デビッド・R・ホーキンス氏が書いた、心とスピリット(心の奥深い部分)について考える本です。
そこで挙げられている「意識レベル」について、
わたし個人の解釈(2024年2月19日現時点)を書いてみようと思います。
「パワーか、フォースか」の意識レベルとは?
まず、「パワーか、フォースか」を読んでいない方のために、
本書に書かれている「意識レベル」とはなんぞや?について軽く説明しようと思います。
簡単に言うと、私たちがどんな気持ちでいるか、どんな考えを持っているかを数字で表したものです。
ホーキンス氏は、この意識レベルを、0から1000までの数値で表しています。
低い数値は、恐怖、怒り、悲しみなどのネガティブな感情や状態を表し、
中間の数値は中立または受容の状態を、
高い数値は愛、喜び、平和といったポジティブな意識の状態を示します。
意識のレベルが上がるにつれて、人はより大きな理解と調和、そして統合へと向かう、
というのが、ホーキンス氏の主張です。
意識のマップ
意識のマップ | |||||
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神の視点 | 人生の視点 | レベル | パワーの数値 | 感情 | プロセス |
Self(大いなる自己) | is(存在そのもの) | 悟り | 700〜1000 | 表現不可能 | 純粋な意識 |
存在する全て | 完全 | 平和 | 600 | 至福 | 啓蒙 |
ワンネス | 完成 | 喜び | 540 | 静穏 | (神)変身 |
愛のある | 恩恵 | 愛 | 500 | 崇敬 | 啓示 |
英知 | 有意義 | 理性 | 400 | 理解 | 抽象 |
慈悲深い | 調和 | 受容 | 350 | 許し | 超越 |
奮い立たせる | 希望 | 意欲 | 310 | 楽観的 | 意図 |
権能を与える | 満足 | 中立 | 250 | 信頼 | 開放 |
許認 | 実行可能 | 勇気 | 200 | 肯定 | 強化 |
無関心 | 要求 | プライド | 175 | 嘲笑 | 慢心 |
執念深い | 敵対 | 怒り | 150 | 憎しみ | 攻撃 |
否定 | 失望 | 欲望 | 125 | 切望 | 奴隷化 |
刑罰 | 怯える | 恐怖 | 100 | 不安 | 内気 |
軽蔑 | 悲劇 | 深い悲しみ | 75 | 後悔 | 落胆 |
非難 | 絶望 | 無感情 | 50 | 絶望 | 放棄 |
復讐心 | 悪 | 罪悪感 | 30 | 非難 | 破壊 |
嫌悪 | 悲惨 | 恥 | 20 | 屈辱 | 排除 |
のらっち的解釈「Power vs Force」ではなく「Embracing Force Becomes Power」
この本の言いたいことは、
「レベルの上の方の意識(だけ)を持つように心がけることが大事」ということ
ではない!
と、わたしは、解釈しています。
個人的な実体験を通しての解釈だけど、
「パワー1〜175」の自分(と他人)をありのまま「受容」する「勇気」を出すことで「中立」的に見られるようになると心理的安全性が生まれる。
↓
心理的安全が生まれることで「意欲」が湧き、「感情レベル(自動思考による習慣)」とは異なる、「理性」を使った創造的な「愛」を受け取る&与えるスキルが育つ。
↓
「愛」を与える&受け取るスキルが身につくことでこの世界の全て(フォースの意識さえも)が「愛」であることに気付き、世界との一体感が生まれて「喜び」を感じられるようになり、「平和」が訪れる
という仕組みなんじゃないか?と。
なので、「パワーレベルの意識(だけ)を持つようにしよう」としなくてよいのです。
というか、それをやろうとすると、逆にパワーレベルの意識には至らなくて、、、
「フォースレベルの意識を『受容する(&そこに愛を見つける)』」という「勇気」を出せば、パワーレベルの意識になる。
「わたしはもうレベル600なので、レベル20とか100にはなりません」
ではなく、
パワー0〜自分を全て受け入れているからこその300とか、700。
「フォースの自分(他人)」も「受容」し「愛」し、そんな自分で「完璧だった」と知る「喜び」。
本当にあくまでも、わたしの実体験を経ての個人的な解釈だけども。
そもそも
「20(恥)にはならないぞ!」とか、「100(恐怖)にはならないぞ!」っていうのは、
それ自体が「恥」「罪悪感」「プライド」なわけであるしなぁ。とか。
この本のタイトル「パワーか、フォースか(Power vs Force)」っていう二元論自体、「対立」という視点=「怒り」のレベルになってるのも、面白いです。
おそらく、この本は「怒り」の意識レベルにあえて合わせて書かれているんじゃなかろうか。
余談
も一つ追加のメモ。
「愛を与えるスキル&受け取るスキル」について。
「愛を与える」と「愛を受け取る」は同義語!
自分の与えた愛を相手に受け取ってもらえることで、愛されてるなぁという喜びを感じるんだなぁ。
これについてはまた、改めてブログに書きたいと思います。
写真は話に全然関係ない、夫が買ってきてくれたチーズケーキ笑
濃厚過ぎました◎
夫は全てのレベルのわたしを、そしてわたしの不器用な「愛」を、いつも受け止めてくれてるなぁ、と思います。
本当にいつもありがとう。