なんでマンガ思考®︎をやってるのか?
改めて考えてみた。
楽しくメンタルのセルフケアが出来るマンガ思考®︎は、私の原体験から生まれました。
10代の頃に家庭でのストレスでメンタルを病み、
そこから10年以上メンタル不調と戦い続けて独自に編み出した「マンガ的発想で自分と対話する」技術。
この技術を編み出してからは、「悩む」時間が圧倒的に減りました(ほとんどない)。
結局人の悩みってメンタルが9割なんですよね。
2022年の日本という恵まれた国に生きていて、「物理的に本当にどうしようもない」ってことは、実はほとんどない。
でも、目に見えない「心」の状態って扱いづらいから、「後回し」にされがちです。
- 仕事や学校にいけなくなる
- 死にたくなる
- 体調を崩して動けなくなる
といった状態になって、やっと「心」と向き合おうとする人が多い。
これって、個人にとってはもちろん、国という規模で考えてもすごい損失です。
以前に6社の人事さんにお願いして、社員のメンタルケアについての課題をインタビューさせていただきましたが、
うつ病等で休職してしまった人が復帰して働けるようになるのって、本当に、本当に難しい。
一度復帰しても、また再発してしまうことがとても多いのです。
そんな状態になってしまう前に、「まだすぐに持ち直せるタイミング」で、メンタルをケアできるようになってほしい。
そのためには、まず第一に、「自分のメンタルの状態を把握すること」が、必要になってきます。
これが出来ないと、「まだまだ余裕、がんばれる」と思っているうちに、いつの間にか限界が来ていた、、ということになってしまうからです。
しかし、自分のメンタル状態を把握するのは実はとても難しいです。
なぜなら、心は「目に見えない」から。
熱があれば、体温計で測れば平熱と比べてどれくらい熱が上がってるのかが一目瞭然です。
血圧も、血圧計で測れば、高いのか低いのか分かります。
怪我をして血が出た時も、骨が折れた時も、目視やレントゲンで何がどのようになっているかが分かります。
しかし、自覚症状のない癌はどうでしょうか?
気付かぬまま時間が経ち、自覚症状が出てきた頃にはもう手遅れなことも、、。
メンタルも、同じです。
目に見えないから、どんな状態なのか、分からない。
じゃあどうすれば良いのか?
メンタルも、「見える」形にすれば良いのです。
このメンタルの「見える化」をする、というのが、マンガ思考®︎の本質です。
心の状態は、数値ではっきり示せるものではありません。
しかし、心を「絵」と「セリフ」というマンガの形で見える化することで、今自分のメンタルがどういう状態にあるのか?を多面的に確認することが出来ます。
そして、それを日々確認していくことで、自分のメンタルの状態を俯瞰して見ることができるようになっていきます。
私は、「自分のメンタルの状態が把握できる技術」を、小学校の義務教育期間中に身に付けられるのがベストだと考えています。
思春期にホルモンのバランスが崩れることでメンタルに不調をきたす人が多いのだから、それよりも前に、大切なことを伝えておくべきです。
これは性教育もそう。
今は「本当に必要なタイミング」に必要な知識が何もない状態で、自力でなんとかしないといけない。
それをどうにかしたい。
私はその方法の一つとして、「マンガ思考®︎」を開発し、少しずつ広める活動をしています。
別に、「心の見える化」ができれば、方法は何でも良いのです。
その中でマンガ思考®︎という方法を選んだのは、やってて楽しいから。
楽しいと、自然と続けられるから。
科学的にどんなに正しいとされていることでも、続けられなかったら意味がありません。
これは、自分自身が10年以上自分の心と向き合い続けてたどり着いた結論です。
7ヶ月ぶりに、、、
来月、7ヶ月ぶり(!)に、マンガ思考®︎のワークショップを開催することにしました。
・自分のメンタルの状態を把握して、自分でケアできるようになりたい
・自分だけでなく、自分の周りの人のメンタルケアもできるようになりたい
そんな方はぜひ一度、ワークショップにご参加ください!
ワークショップ概要
日程:5月12日(木)10時〜12時
場所:オンライン(zoom)
参加費:3,000円→4月30日までのお申し込みで2,000円
用意するもの:紙とペン
定員:4名
参加方法:Peatixよりお申し込みいただけます