はじめまして。寺田彩乃と申します。
突然ですが、私の人生は「生きづらさ」との戦いでした。
高校生の時に、家庭での揉め事からメンタルの病気になり、現役での受験にも失敗。
浪人時代には体重は30kg代まで落ち、外に出るとパニックになるため、家に引きこもっていた時期もありました。
大学生になってからもメンタル不調は続き、大学の授業とは別で、自分の心の問題を解決するために、メンタルに関わることを独学で学んでいました。
おそらく年間200冊以上は本を読んでいたと思います。
とにかくどうにかしてこの苦しさから解放されたい!という一心でした。
しかし、正直なところ、読んでもあまり自分の心に変化が現れませんでした。
それどころか、
「なんで自分ばっかりこんな目に」「私がこんなにしんどいのは育った環境や周りのせい」と被害者意識ばかりが強くなり、余計にしんどく、どんどんネガティブになっていきました。
しかし、あることをきっかけに、その状況を改善する方法を見つけたのです。
デザイン会社で学んだ新しい思考法
大学4年生の時に、大学の先輩からの誘いで、デザイン会社のインターンに参加することになりました。
そこで出会ったデザインの師匠に、私はデザインのアイデアを生み出すための「思考法」を教えてもらいました。
「Webのデザインをする時に、Webのデザインからアイデアをもってくるんじゃない。それじゃ単なるパクリになる。Webデザインではないものから、アイデアを持ってきなさい。」
「構造とあしらいの二つに、デザインを分けて考えなさい。そして、構造とあしらいそれぞれのアイデアを、別々のところから持ってきなさい。」
師匠はこんな感じで、「一見関係のないところから、使えるアイデアを持ってくる」思考法を教えてくれました。
その当時はその思考法の名前は知りませんでしたが、後になって調べるとこれは「アナロジー思考」と呼ばれるもので、あの万能の天才「レオナルド・ダ・ヴィンチ」や、「スティーブ・ジョブズ」が得意としていた思考法でした。
私は大学卒業後そのままそのデザイン会社に就職し、毎日毎日この「アナロジー思考」を使ってデザインの新しいアイデアを生み出すトレーニングを行いました。
この「アナロジー思考」を習得したことが、私が「生きづらさ」から脱却するきっかけとなりました。
アナロジー思考で生まれたひらめき
デザイン会社に就職してからも、メンタルの不調は続いていました。
仕事をしている時は良いのですが、家に帰ると過去の嫌な出来事がフラッシュバックし、不安感・孤独感に襲われ、ただでさえ少ない睡眠時間も熟睡することができずにいました。
「私はずっと死ぬまでこの辛さと付き合い続けないといけないんだろうか」と、未来に絶望していました。
そんなある日、ひらめきが起こります。
本に書いてあることをそのままやっても、自分には合わない。
だったら、本に書いてあることを参考に、自分で自分に合う方法を作れないだろうか?
そう考えた私は、自分の大好きな「マンガ」と、「本で学んだ心理学の知識」を掛け合わせることを思いつきました。
そう、デザインで培った「アナロジー思考」を、メンタルの問題に応用してみたのです。
心の中に王子様を住まわせる
そんな私が一番最初に開発したワークが、「理想の王子様ワーク」でした。
これは、自分の理想の王子様(私の場合は、うたの☆プリンス様っ♪の聖川真斗様)に、あらゆるシーンで自分を肯定する言葉を言ってもらうのを毎日イメージするというものです。
例えば、、、
- 朝起きて鏡を見た時「今日も綺麗だね、見とれてしまったよ」
- 夜家に帰ってきた時「今日も頑張ったね、いつもお疲れ様」
- 辛いことがあった時「大丈夫、誰がなんと言おうと僕は君の味方だよ」
など。
ちょっとふざけてないか!?と思われそうなのですが、これが、効果テキメン。
自分に自信が持てるようになり、他人からの目線が気にならなくなりました。
「聖川様はいつでも私の味方だ!」(聖川様=自分自身なのですが笑)と思えることで、「こんなことを言ったら嫌われないかな」「自分なんかがこんなことしていいのかな」という心理ブロックが外れたのです。
これ、実は、やっていることは「自己暗示」と同じ。
「なるほど、こうやってキャラクター化したり、マンガ的な考え方や表現を取り入れると、楽しく取り組めるかもしれない」
これが、元祖マンガ思考の誕生でした。
自己暗示とは?
自己暗示とは、思い込みを利用して、繰り返し肯定的な言葉を言い聞かす『アファメーション』を行うことで、自分の潜在意識に働きかけて、自分本来の能力を発揮させることです。
スポーツ選手なども、この自己暗示を活用しています。
遊んでいるうちに改善できるオリジナルワーク
理想の王子様のワーク以外にも、様々なワークをマンガ的な発想で開発しました。
それを、
マーケティングの業務で培った
- フレームワークを使ってボトルネックを洗い出す技術
- 抽象的な目標を具体的な数値目標に落とし込む技術
- PDCAを高速で回す技術
- 人の心理に働きかける技術
デザイン業務で培った
- 行動と体験の設計の技術
- 抽象概念や感情などの目に見えないものを視覚化する技術
- 情報を整理して、分かりやすく・伝わりやすい形に視覚化する技術
を使いながら、実験と発見を繰り返し、オリジナルのメソッドを完成させました。
そして、このメソッドを他の人にも試してもらったところ、想像以上に効果があり、
「これはすごく良い!絶対広めるべきだと思う!」と、知り合いの心理を仕事にしている専門家さんからもお墨付きをもらえるまでになりました。
私の編み出したメソッドの特徴は、遊びながら、自然とステップアップしていけるところです。
本に載っていた方法だと、私はトラウマを思い出してしまって余計にしんどくなったり、できない自分を責めて辛くなっていました。
だから、「楽しみながらできる」という点にかなりのウェイトを置いて、どうやったら楽しく自分の心に向き合えるのか、真剣に考えました。
その結果生まれたのが、このマンガ思考®なのです。
私は、このマンガ思考を活用すれば、メンタルの問題だけではなく、あらゆる問題を「楽しく」どんどん改善していくことができる。そう確信しました。
そして、編み出したノウハウを自分以外の人にも伝えていくことを決めました。
この世の「生きづらさ」を無くしたい
私は、昔の自分と同じような「生きづらさ」を感じている人に、このノウハウを伝えていきたいと考えています。
そうすることで、この世からいろんな種類の「生きづらさ」を無くし、全ての人が笑顔でいられる優しい世界をつくりたい。
そんな想いで、私は毎日仕事をしています。

- 1989年1月3日生まれ
- 鹿児島県伊佐市出身(漫画家の井上雄彦さんと同郷)
- 大阪教育大学 教養学科 芸術専攻卒業
- 学芸員資格保持
- 宅地建物取引士試験合格(今後何か役に立つだろうか、、)
- 好きな食べ物&飲み物はタルト、和菓子、ほうじ茶
- 嫌いな食べ物&飲み物はモツ、アルコール、子持ちししゃも
- 二次元大好き、今ハマっているマンガは「SPY×FAMILY」と「Dr.STONE」
- 推しはうたプリの聖川真斗さま
- 小説は日常ミステリーもの(人が死なないミステリー)が好き(作家だと坂木司さん、はやみねかおるさん)
- 音楽が大好きで、一番好きなのはBUMP OF CHICKEN
- カラオケも大好きで一人カラオケにもよく行く
オフィスしやすく 事務所概要
屋号 | オフィスしやすく |
代表者名 | 寺田彩乃 |
お問い合わせ | info@sheyasque.com |
事業内容 | マンガ思考®のワークショップ・講座、マンガ思考®コーチング、デザイン、コンサルティング |
所在地 | 〒 604-8187 京都府京都市中京区御池通東洞院東入笹屋町436 永和御池ビル606号 |