体感資産を増やそう — TOGO QUESTの裏テーマ

ノラッチこんにちは!
カウンセラーのノラッチです。
現在、私は「TOGO QUEST」という
RPG型のコミュニティを運営しています。


TOGO QUESTは、
「自己統合」を楽しみながら
実践していく冒険の場。
自分の中にある4つの性質
女性性(存在)、母性(感受)、父性(思考)、男性性(行動)
を一つに統合していくプロセスを、
まるでゲームのクエストを進めるように
体験できるコミュニティです。


現在のメンバーは
作曲家、エンジニア、漫画家、
占い師、ライター、ピアニスト…
多様な才能を持つ仲間たち。
それぞれが自分の
「統合の冒険」を進めながら、
互いに刺激し合い、支え合っています。
でも、実はこのTOGO QUESTには、
もう一つの隠れたテーマがあります。
それが、
「体感資産を増やすこと」
です。
裏テーマの正体:体感資産とは何か?
一言で言うと
「ああ、満ちてるなあ、沢山あるなあ」
って、“リアルに体で感じられる豊かさ”のこと。
これが、「体感資産」です。


「体感持ち」は「お金持ち」よりも豊か!?
わたしたちは長い間、
「豊かさ=お金やモノの量」
だと信じてきました。
でも、本当にそうでしょうか?
- 高級なレストランで食事をしたのに、なぜか体は満たされた感覚がない
- 収入が上がっても、「足りない…」とずっと感じている
- 欲しいものを買っても、すぐに次の「欲しい」が湧いてくる
そんな経験はありませんか?
実は、
お金やモノが「あるかどうか」より、
“ある”って【実感できるかどうか】
が重要なんです。
この「実感」こそが、
“資産”になるのです。
例えば、こんな体験
- 朝、カーテンを開けた瞬間の光の気持ちよさ
- 出汁の香りが部屋に広がる瞬間の「ああ、いい匂い」
- お風呂に浸かって「は〜」と息を吐く時の安堵感
- 落ち葉を踏む音のカサカサという響き
- 息子が笑っている声を聞いた時の温かさ
これら全て、
お金では買えないけれど、
確かに「豊か」だと体が感じる瞬間です。
これが、体感資産。
「体感貧乏」という罠
体感資産が足りないと、お金も減っていく
体感が満たされていないと、何が起こるでしょうか?
その欠乏感を埋めるために:
- つい「消費」してしまう(物で満たそうとする)
- 一発逆転を狙った「ギャンブル的な行為」に走る
- SNSで他人と比較して、もっと高価なものを求める
結果、お金が減っていきます。
これをわたしは「体感貧乏」と呼んでいます。


お金はあるのに、
心が満たされない。
だから、お金を使うことでしか
「豊かさ」を感じられなくなる。
そして、お金が減る。
さらに不安になる。
この悪循環。
「体感資産」が増えると、何が起こるのか?
お金が減らなくなる
体感が満たされていると:
- 無理に消費する必要がなくなる
- ギャンブル的な行為に走らなくなる
- 「足りない」という焦りが消える
結果、お金が減りません。
さらに、お金が増える
もっと重要なのは、お金が増え始めるということ。
なぜなら:
- 「不安」や「焦り」の感情がなくなる
- 「幻想」ではなく「リアル」の感覚を基に判断できる
- 堅実で質の高い「投資」ができるようになる
投資とは、株や不動産だけの話ではありません。
- 自分の学びに投資する
- 人間関係に投資する
- 健康に投資する
- 体験に投資する
体感資産が増えると、
「本当に自分にとって価値あるもの」
が見えてきます。
そして、そこに適切に
お金を使えるようになるのです。


なぜ今、「体感資産」が必要なのか?
日本と世界が直面している現実
わたしたちは今、
大きな転換点にいます。
日本では:
- 経済成長の停滞
- 少子高齢化
- 終身雇用の崩壊
- SNSによる比較地獄
- 「頑張っても報われない」という無力感
世界では:
- 気候変動による「成長神話」の終焉
- AIの台頭による「労働の意味」の問い直し
- パンデミックで露呈した「経済活動だけが人生ではない」という気づき
これまでの「豊かさ=GDPの成長=お金」
という単純な方程式が、
もう機能しなくなっています。
新しい豊かさの定義が必要
「お金さえあれば幸せ」
という幻想は崩れました。
でも、「じゃあ何が豊かさなの?」という問いに、
まだわたしたちは答えを持っていません。
体感資産という概念は、
その答えの一つです。
お金やモノという「外側の指標」ではなく、
「体が感じる豊かさ」という
「内側の指標」を持つこと。
これが、
これからの時代を生きる私たちに必要な、
新しい羅針盤なのです。
この記事を読んでいる、あなたへ
あなたは今、どんな体感を持っていますか?
ちょっと、立ち止まってみてください。
- 今、体はどんな感覚を持っていますか?
- 今日、「ああ、いいな」と感じた瞬間はありましたか?
- 最近、心から「満たされている」と感じたのはいつですか?
もし、すぐに答えが出てこないなら。
それは、あなたの「体感資産」が
枯渇しているサインかもしれません。
こんな症状、ありませんか?
- 収入は悪くないのに、なぜか不安
- 買い物をしても、すぐに虚しくなる
- SNSを見ては、他人と比較して落ち込む
- 「もっと、もっと」が止まらない
- 休んでいるはずなのに、休めていない
これらは全て、
「体感資産」が不足しているサインです。
でも、大丈夫
体感資産は、今この瞬間から
増やすことができます。
お金を使う必要はありません。
特別な場所に行く必要もありません。
ただ、「体が感じていること」に気づき、
それを言葉にする。
それだけです。
だいじなこと:体感資産は「アウトプット」しないと貯まらない
ここが、最も重要なポイントです。
「体感資産」は、
アウトプットして「形」にして
残さないと貯蓄できません。
なぜなら、
体感はその瞬間に消えてしまうから。
例えば、
「朝の光が気持ちよかった」
でも、それを
「気持ちよかった」
という「言葉」や、
その気持ち・感覚を
色で表現した「絵」
など、「形」にしないと、
すぐに忘れてしまいます。
TOGO QUESTでは、
メンバーがチャットに
日々の体感をアウトプットします。
- 「今日、金木犀の香りがした。すごくいい匂いだった」
- 「息子が笑ってて、幸せだった」
- 「お風呂で『は〜』って言った瞬間、全身が緩んだ」
- 「こんな美しい景色を見て心にほんわかと光が差した(写真と共に)」
こうして「アウトプット」するたびに、
体感資産が貯まっていきます💎
これからのビジョン:体感資産が「当たり前」の世界へ
私が目指しているのは、
「体感資産」という概念が、
当たり前になる世界です。
30年後の未来
- 学校で「体感資産」が教えられている
- 企業が従業員の「体感資産度」を測定している
- 医療現場で「体感資産」が処方されている
- 家族で「今日の体感」をシェアするのが日常になっている
大げさに聞こえるかもしれません。
でも、既にその未来は始まっています。
TOGO QUESTは、その実験場
TOGO QUESTは、
ただのコミュニティではありません。
「体感資産を増やす」という
新しい生き方の実験場です。


メンバー一人ひとりが、
日々の体感を言葉にし、
それを仲間と共有する。
そうすることで:
- 自分の中に「豊かさ」が既にあることに気づく
- お金に振り回されなくなる
- 本当に大切なものが見えてくる
- 自己統合が進む
- 人生が、軽やかに、豊かになる
これが、私たちが実践していることです。
あなたも、今日から始められます
体感資産を増やすのに、
特別な資格は要りません。
コミュニティに参加する必要もありません
(もちろん、参加してくれたら嬉しいですが)。
今日から、できること:
- 朝、目覚めた瞬間の体の感覚に気づく
- 「気持ちいい」「美味しい」「いい匂い」を声に出す
- 寝る前に、今日の「体感ベスト3」を書き出す
たったこれだけ。
でも、これを続けると、
確実に変化が起こります。
1週間後
「あれ、なんか最近、満たされてる気がする」
1ヶ月後
「そういえば、無駄な買い物しなくなった」
3ヶ月後
「お金が減らなくなったし、なんか増えてきた」
1年後
「人生、変わったな」
「体感資産」を増やす冒険へ
お金を増やすことは、
悪いことではありません。
でも、お金だけを追いかけると、
いつまでも「足りない」という
感覚から逃れられません。
体感資産を増やすこと。
これは、新しい豊かさへの冒険です。
- 出汁の香り
- 金木犀の匂い
- 湯船の「は〜」
- 落ち葉を踏む音
- 子どもの笑い声
これら全てが、あなたの資産です。
既に、あなたは豊かです。
ただ、それに気づいていないだけ。
TOGO QUESTは、
その気づきを得るための冒険の場。
そして、その冒険は、
あなた一人でも始められます。
今日から、
体感資産を増やしませんか?
あなたの体が、
既に答えを知っています。
📻 stand.fmで、体感資産について語ってます
【お問い合わせ・TOGO QUESTへの参加について】
詳細はこちら:TOGO QUESTとは?
文責:能政 彩乃 / アトリエ ノラッチ
「体感資産™(Embodied Assets™)」「マンガ思考メソッド®」はアトリエ ノラッチの商標です







