「理想の母親」になれない自分にイライラしてませんか？

わたしのクライアントはママさんが多いのですが、

ほぼ全てのママさんが

• 子どもに対してイライラしてしまうこと
• 母親として自信が持てないこと

がお悩みでカウンセリングに来てくださいます。

「いつも優しいママでいたいのに、子どもの些細な言動に怒ってしまう、、、」

「母親としてできて当然の家事や育児ができない自分を責めて苦しくなる、、、」

そして、そんな悩みを抱えている方々のほとんどが、

• 自分の母親との関係性が悪い
• 自分の母親に恨みや怒りを持っている

のです。

自分自身を、「アダルトチルドレン」や、「愛着障害」だと自認している方も多いです。

実は、これらの悩みを抱えてしまうのって、

「母親」という「ロール（役割）」にものすごく強い固定概念を持っているからなんですね。

「母親」という空想上の生き物

それは、いつも優しく、穏やかで、家事も育児も完璧にこなすスーパーヒーローみたいな存在。

でも、それって本当に存在するのでしょうか？

現実の「母親」は、感情を持った一人の人間。

疲れるし、イライラするし、完璧にはなれない。

それが当たり前。

なのに、「理想の母親」というキャラクター設定が自分の中に根強くあると、

「こんな自分は母親失格だ」と、どんどん苦しくなってしまうんです。

そして、この「理想の母親」設定に囚われていると、

まず自分の母親に対して不満が湧いてきます。

「なぜ私の母親はあんな風だったんだろう？」

「もっとこうしてくれていたらよかったのに」

そんな思いが強くなるほど、

今度は自分が「母親」としてどうあるべきかに縛られ、

「こんな母親では、子どもから嫌われるのでは？責められるのでは？」

という不安が湧いてくるのです。

「理想の母親」というキャラクター設定を追いかけることが、 自分を苦しめるループを生み出してしまうんです。

「理想の母親」に囚われている人は「理想の子ども」にも囚われている

そして、空想上の母親像に囚われている人は、 もれなく「空想上の子ども像」というキャラクター設定にも囚われがちです。

• 自己肯定感が高くて
• 明るくて
• 何にでもチャレンジできて
• 健康で
• 人間関係に困ることがなくて

… そんな子どもに育てたいと思っていませんか？

むしろ大切なのは、

• 自己肯定感が高くなくても
• 暗くても
• 臆病でも
• 不健康でも
• 人間関係を作るのが下手でも

大丈夫、それで良い。

そう思えることです。

これを読んで「ざわざわ」したのであれば、 それはあなたが、

• 自己肯定感が高くなくて
• 暗くて
• 臆病で
• 不健康で
• 人間関係を作るのが下手な自分

をずっと否定してきているからです。

自分のありのままのキャラクター設定を「ダメな設定」と考えているからです。

今の自分で大丈夫

お母さんも人間だし、ロボットじゃなし、完璧じゃない。

子どもも人間だし、ロボットじゃないし、完璧じゃない。

その前提をもとに生きられるようになると、 自分も無理しなくて良いし、子どももお母さんの前で無理しなくて良いから、自然体でいられます。

「完璧な母親」になれなくても、「今の自分」で大丈夫なんです。

子どもに怒ってしまったっていいんです。

イライラしてしまったら、その感情を否定しなくていい。

「ああ、わたし、疲れてるな」と気づいて、自分をいたわること。

母親だからといって、全てを完璧にこなさなければいけないわけではありません。

子どもから好かれなくても、それで良いのです。

これは極端な例かもしれませんが、

「子どもを育てたくない」と思ったら、子どもを施設に預けても良い。

母親という役割に囚われず、自分の人生を大切にすることが、結果的に子どもにとっても自然な関係性を築くことにつながります。

無理をしなくて良いんです。

とはいえ、

そんなことを言われても、「そう思えてたら苦労しないよ！」と思いますよね。

マンガ思考カウンセリングでは、

「幻想上のキャラクター設定」から抜け出して、

「ありのままの自分と他人」を愛せるようになる。

そんなカウンセリングを行なっています。

まずはお試しカウンセリングへ